生きていく上で大切な塩分。しかし、腎臓に負担をかけることから、 腎臓病患者の塩分は1日の6g以内!と言われています。
「減塩したいけど、どんな調味料を使えばいいか分からない」「不味いものはイヤだ!」「しっかりしょっぱいを、味わいたい」そんな腎臓病の熱い塩気にお応えして、現在入院中、腎臓病患者の私が、病院食で出された醤油をご紹介したいと思います。
入院中の朝ごはんに温泉たまごが出ました!卵に添えられていたパックの醤油がこちらです。

キッコーマンの特製だしわりしょうゆ
3mlの液体に含まれる食塩相当量は0.25g! とても少ないですね!
値段はAmazonで調べたら、3ml×30で250円でした。安い・・・
一般的な醤油との比較

15mlあたり塩分量0.75gのだしわり醤油
その差は3,2倍!
腎臓病とカリウム
減塩商品は一般的にカリウムの値が高いものが多いです。
カリウムは、筋肉や神経の正常な活動を助けるミネラルの一種です。健康体な人にとってはすばらしい栄養素!
しかし腎臓に障害があると、カリウムを十分におしっこの中に出すことが難しくなり、体内に溜め込んでしまいます。
カリウムの怖いところ
カリウムが身体に溜まり、血液中のカリウム濃度が高くなりすぎると、どうなるのでしょうか?
不整脈が起きたり、心臓が止まって突然死に至ることさえあるようです。ひえー!それは怖い。。。
この醤油のカリウム量はなんと、90%カットされています。量は0.83mgと1g以下!
原材料
- 国産の醤油
- ブドウ糖果糖液
- かつお節エキス
- にぼしエキス
- みりん
- 酵母エキス
- アルコール
- 調味料(アミノ酸)
- 酸味料
原材料を見ると「ブドウ糖果糖液」が含まれています。この成分の害と危険性をといた記事を株式会社アンディの「たべるご」のサイトで掲載されています。こちらもあわせてご覧ください。https://taberugo.net/906
色は?
セピアとこげ茶の間のような色。ふつうに醤油色です。笑

味は?
だし醤油ということもあり、塩分の尖りもなく、口あたりまろやか!とても美味しい!塩分に飢えていた私は、パックを口に当ててしゃぶっていました。笑
日常生活に使えるか?
使えると思いました!美味しいし、しっかりしょっぱい!小分けになっているのでお弁当にも持って行けるし、ちゃんと量をコントロールできるのが嬉しいですね。ただ前述の「ブドウ糖果糖液」が含まれているのが懸念点です。
いかがでしたでしょうか?減塩を頭の片隅にとる食事は大変ですよね。このように調整できる商品を今後、色々と調べて行こうと思います!
