この本は周囲の反対を受けながらもフリーランスの道を選んだ
イラストレーターの高田ゲンキさんの経験談です。
漫画で非常に読みやすく、フリーランスについてとても分かりやすく解説している本です。
- 「独立の決断」
- 「フリーになってからの努力」
- 「仕事が軌道に乗ってからの様々な経験」
もくじ
この本を読むべき人
- 会社を辞めて好きなことを仕事にしたい
- フリーランスになりたい
という意思を持っている人向けへの本です。
会社的性があり、会社勤めをしている人でも
いつでもフリーランスになれるスキルや知識を身につけておく事は大いに価値あり!
なぜなら、今の激流の時代を生き抜く上で、フリーランスという生き方を知る事は非常に有効だからです!
作者はどんな人?
作者が会社を辞めようと思ったきっかけ
- 会社の体質
- 尊敬できる上司や先輩がいない
- 月の半分は残業で帰りが遅い
- その割には給料は安い
フリーランスのデメリットについて考える
- 収入不安定
- 老後不安定
- いつ食えなくなるかわからない
- 結婚できない
- モテない
- ローン組めない
- クレジットカード作れない
- 週末休めない
- ボーナスない
会社員のメリット
- 収入安定
- 週休2日
- 言われた仕事だけしていれば給料もらえる
- 奥さんも親も安心させてあげられる
- 住宅ローン、学費ローン組める
- 老後は安心
成功したければ、成功している人に聞くべし!
仕事が来なければ「営業」あるのみ!
一人でビジネスやる以上は、作るだけじゃなくて
「どうやってお客さんに届けるか」
というところまで含めて仕事。
泥臭かろうが、ガツガツしてようが意外と自分のことなど他の人は見ちゃいない。なりふり構わず頑張る人の方がかっこいい!
営業をしたことがない人は「直接のアポや持ち込みは迷惑じゃないだろうか」と考え、営業をためらうケースが多いが、
基本的に営業は歓迎される。
多くの編集者やデザイン事務所等のクライアントに聞いてみると
「業務提携可能なフリーランサーの営業は歓迎」という回答がほとんど。
自分が貢献できる可能性を感じる媒体や、会社には勇気を出して連絡をとって積極的に営業してみよう!
「フリーランスで行こう!」高田ゲンキ
営業の手順
- イラストファイル(ポートフォリオ)作る
- 営業先(出版社、デザイン事務所)探す
- テレアポ
- 営業先に持ち込み
営業先の探し方
- 雑誌や書籍を手当たり次第立ち読み
- 自分のイラストやテイストにあう雑誌や書籍をさがす
- 営業したい本を見つけたら奥付を探す
- 奥付に記載されている編集部の連絡先ケータイのメールに打ち込む
- それを自宅のPCメール宛に送信
- 営業リストの完成
自分の商品に価値を見出してくれそうな人や企業を見つけ出して売り込む
営業先によっては厳しい発言や冷たい対応をされることもあるが
「これは自分の商品が悪いのではなく、今回の相手と自分の商品の相性が合わなかっただけ」と割り切る!!!
孤独を力に変える
フリーランスには、一人でこもり続けて作業に向かう孤独な時間がある。
徹底的に孤独な状況に自分を追い込み、長い時間をかけて自分が納得できるまで没頭する時間こそ、最も自分を成長させてくれる。
「会社で正当な評価をしてもらえていない」
「会社で正当な評価をしてもらえていない」なら、フリーランスになるべし!
フリーランスの働き方は過酷な面もあるが、能力や生産力が評価され
そのまま収入につながる!非常にフェアな世界です!
他にもフリーランスがぶち当たる法律の問題、心のケアの方法まで詳しく紹介しています。
フリーランスという生き方を知る上で、今後の生活の選択肢の幅が広がります。
